腰痛持ちを自認する人は多い。「国民の八割が一生のうちに一度は腰の痛みを経験する」と言われる
中高年になるとその辛さが一層身にしみる。
原因が特定できるものの中で高齢者に多いのは、
腰部脊柱菅狭窄症による腰痛だ。
腰部脊柱管狭窄症とは、脊柱管が腰の部分で狭くなる(砂時計のくびれの所のように細くなる)病気です。 そのため、腰から下の神経に関連する症状が出てきます。
社会福祉法人より
日本の高齢者の有病率は10%と推定され、
実に五百八十万人という有病者がいる。
だが、脊柱菅狭窄症の手術を選ぶ人もいるかも知れないが、
ちょっとまってほしい。この手術には変な医師がよく紛れている。
ぜひ、騙されないようにしていただきたい。
こんな医師には要注意1『画像上の狭窄だけで診断』
画像の所見と患者さんの痛みは必ずしも一致はしない!
全身麻酔が必要な手術なので患者はリスクが高い。不要な手術をしないためにもしっかり見定めよう。
こんな医師には要注意2『神経ブロック療法での痛みの原因を見極めない』
手術以外の手段は、鎮痛剤による薬物療法や運動療法、神経ブロック療法などの「保存的治療」である。
すぐに手術というのは危険である。ストレッチなどの運動療法で症状が改善することも少なくない。
こんな医師に要注意3『内視鏡なら傷口も小さいと予防的な手術を求める』
手術は予防的にやるものではない。
内視鏡のメリットは中がよく見えて安全に除圧できること。低侵襲や傷口の小ささを売り物にすべきではない。
外科医は手術をして治すという考えに陥りがち。
基本は『(手術をすれば)治る患者だけに手術をする』といのが正しい医師。
必要のない手術など御免被りたいもの。
自衛のために患者側も知識をつけておいたほうが良さそうだ
腰痛予防体操
監修:第一人者の医師 吉田医師 福井医師