「観光バスの運転士になることを決めてたときから、業界大手のはとバスで働きたいと思っていました。」
4年前、念願のはとバスに就職した運転手は採用ホームページでこう夢を語っていた。
しかし、
12月4日38度の超高熱でハンドルを握り事故を起こしてしまった。
事故を起こした、運転手は森聡一容疑者(37)
路肩で作業していたハイヤーの運転手の宮崎昭夫(52)が巻き込まれて死亡。
森聡一容疑者は、
後の検査でインフルエンザに感染していたことがわかった。
事故前後の記憶がなく、前日から風邪気味で葛根湯を飲んでいた
仕事に穴をあけると仕事が来なくなると思ったと
語っている。
被害者の宮崎昭夫さんの知人コメントでは、
真面目で口数の少ない性格で、運転手を長く続け、数年前に父をなくしてから寝たきりの母親を介護しながらの生活で大変そうでした。
あの子は私を置いて先に逝っちゃったよと母は泣いていた。とのこと
裏側を調査してみると、
- 部活動のような絶対的な上下関係
- 体調不良を非常に言い出しにくい環境
- 他人と違うことをすれば白い目で見られ居場所がなくなる
- 給料も安く、残業前提でないと人並みの生活は送れない
これに対し、はとバスは
一層の安全対策と事故防止の徹底に全力で取り組むと回答
運転手の健康管理を真っ先に見直すべきだろう。