常日頃、ちまたで増えている霊に関する悩み。
その中でも増えているのが生き霊に対する漠然とした不安である。
SNSの発達によって生ずる、
誤解や妬みから悪しき念が飛ぶ
生き霊とはわかりやすく言うと、人の念や思いが飛んでいくこと。
藁人形に5寸釘を指して憎い相手を呪う丑の刻参りは有名だが、
察し合うことを美徳とし、思いを直接的に伝えることは仕方がないとする日本人の気質も影響している。
現代は過多なコミュニケーション状態になっており、
既読スルーや、いいね!がすくないなどの妬み嫉みが、人の念を飛ばしてしまう。
それが現代の生き霊を増やしている原因の一つではないかと江原啓之さんは語る。
お正月のおせちや七草粥などの食材全てに意味があるのは、
昔の人が上手に悪い念を払いながら暮らしてきた証。
生き霊にとりつかれないように、波長を合わせない工夫を自然にしてきたのです。
もし、心身ともに不調があるのであれば、まずは日本に残る行事を意識的に重んじ、
丁寧にこなしてみてください。
とはいえ、現代に生きる私達がそれら全てをこなすのは大変ですから、
節目節目にできることから始めましょう。